たけのこ準備。春の準備。そして、竹之座。
- 4 日前
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給食を作らせて頂いている幼稚園。今年も卒園式を終えました。
配達の際に話したり、竹林にも遠足に来てくれたりと、接する時間が長いほど晴れ姿に寂しさも感じます。
彼岸も過ぎて山も動き出す季節。
今年は花粉症がひどいです。
中学から花粉症ですが、ここ10年くらいは本当に軽くなりこのまま治るのかな、
と思ってたけど甘かった。。本当に今年はしんどいです。

竹間伐も、たけのこが出始まる一ヶ月前になり、田んぼも畑も準備しないとならずかかりきりにやれないので、
ゾーン間伐はやめ、枯れて倒伏したものや雪折れを処理していく仕上げに。
それでも時間をかけてしまうのは雑木まわり。
私も10年くらいやったけど、ご先祖様の時代は炭焼山だったのが今の竹林。
それもあっという間に逆転して今は竹が9割で雑木がだいぶ減ってしまった。
栗や朴の木、ナラに山桜。。。
樹高では木に軍配が上がるものの、圧倒的に竹に囲まれてしまうと、
まさにこれから水を吸い葉を茂らせるのに、水の争奪戦では負けてしまうので枯れてしまう。
他は未だ改善法が見つからないというナラ枯れもあるけれど、やっぱり山に雑木の存在感は好き。
竹林綺麗にしてたけのこが増えるのは嬉しいけれど、いわゆる「たけのこ畑」みたいな景色は好きではないので、
できるだけ残したいから、雑木まわりの竹はなるべく広く竹を間引くようにしている。
管理という意味では、自然の循環で在る竹林にしたい。
竹の幹は切ってから分解するのに時間がかかるしそれは葉も同様。
比べて広葉樹は幾分早いので、その竹の分解補助ではないけど残してる方がいいだろうという考え。
そして何よりも、たけのこの季節、ハラハラと山桜のピンクの花びらが舞うのはとても美しい。
ここもあそこもと気になったらキリがないけど後少し。

田んぼもぼちぼち準備開始。
今年も集落全体、イノシシの害がとにかくひどい。当たり前になりつつあるのがまた腹がたつ。
このところ特に牛?レベルのが悠々と田んぼを駆け回ってるのを見かけると、、、がっかりします。
田んぼ、簡単ではないです。
まずは掘り上げという、水路の掃除から。
これがまた果てしない腰痛。でもこれをやらないと水がスムーズに通らないのはもとより、
雑草がボーボーになったりと必須。でも見えない大事な仕事。
平場では田んぼの構造改善とともにU字構入って楽になったところもあるようだけど、
きっとうちは生涯手仕事かな〜。。。。
そして今月から「竹之座」という竹に向き合う時間を作りました。以下SNSへの告知文です。
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竹之座】はじめます。
開催頻度:月一回。原則第4日曜日 9:00~12:00
場所:よっちゃん農場庭先スペース。
条件良ければ竹林で。
そうでなければ屋根の下で。
参加料:一回 3,000円
⚪︎竹之座とは 竹と向き合う時間
震災後に荒れ放題だった竹藪の手入れを始めました。
今年も15回目の間伐真っ盛りです。
ナタとノコギリで始まった間伐も、
今はチェンソーと樹木粉砕機がメインになってきました。
粉砕した竹は土に還し、地温が上がり日当たりもよくなり
たけのこが出るのも随分早くなってきました。
チップは畑にも使うようになってきました。
間伐して少しずつ、竹藪から竹林に変わる過程の中で、
誰よりその変化に、自分が感動しました。
自然であっても、あまりに自然そのままでは見栄えするものではない。
適度に手が入ることで生まれる景色があることに気付かされました。
それからいずれは「場」として竹林に来てもらえるように、と思うようになり、
最初は筍に関心がある飲食店の方々が来てくれるようになり、
イベントをやるようになり、
今は毎年、給食を作らせてもらってる幼稚園が遠足に来てくれるようになりました。
また一方でその「場」で妄想が生まれました。
きっかけは、6、7年前に竹細工を習ったこと。
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竹林を維持する、というのは言葉以上に労力が要ります。
私は農家であることが基本。加え、農産加工で商品を作ることもやり幼稚園の給食やお弁当を作る仕事もあり、
昔のような農閑期、というのは残念ながらありません。
切り旬という、間伐が竹に影響を与えない冬に
ガッチリと竹だけに向き合う時間もなかなかとれず、今日は1時間だけとか、
合間を見つけて向かうことがほとんどです
労力に加えて便利になった道具もメンテや維持には売り上げに見合うとは言えないほどの費用もかかる。
竹の事は竹で、とメンマへの加工も始め、
県内のたけのこ仲間と共に竹林が荒れないように、間伐費用捻出するにはどうする?
なんてことも考えました。
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そこで竹細工に出会いました。
わが町は竹細工が特産でもある街。
当然知ってはいたのですが、それまで全く関心なかった。
竹、竹、竹、、、と頭が竹だらけになり、
ものは試しと、篠竹細工職人のおじいさんに師匠になってもらい、興味ある人を集めて一年ほど習いました。
うちに溢れるのは孟宗ですが、基本は一緒だろうと篠竹で。
ま~これが難しい。
竹割包丁という専用のナタでまさに絵になる姿で
竹を割り、ヒゴを作り、見事にザルを編んでいく師匠を最初に見た時は「こりゃ無理だわ・・」
と思ったものの、時に作業したものを放り投げられながらなんとかかんとか続け、
材料が少しずつ取れるようになり、そしてなんとかかんとか編み上げてみたら、、、
自分でも想像だにしなかった驚き、感激がありました。
言葉にすると大したことはないですが、身の回りに生える自然の竹。
それを加工することで「ザルらしきもの」が編めた。
これはすごいことだ。と思ったのです。
今の時代にこんなことで、と思う冷静な自分と、
農業を始めた頃同じことを感じたのを思い出した。
農家として当たり前に毎年、種を蒔いて育つお米や野菜を生業として生きてますが、
始めた当初は「こんな小さい種がおっきく育って食べものに変わる」ことにえらく感激したものでした。
と同時に、それを毎年続けることの難しさも未だ毎年痛感させられます。
話がそれましたが。
その感動を共有できないものか、と思ったのも竹之座のきっかけ。
一方で、なんでもツールとして使いこなす、こなせることが当たり前になりつつあるから、
じっと竹と向き合う、竹と格闘する時間は新しい「視座」を得ることにもなるのではないか。
そう思いました。
私も素人に毛が生えた程度の腕しかなく、教わったことだけは忘れないようにと続けてるのが精一杯。
けどもっとやりたいと思ったのも始めるきっかけ。
私が場を拓きます。
私が知ってること、やれることは全て教えます。
やれないこと(の方が多いですが)は一緒にやれる手を考えます。
一番の売りは、たくさん失敗できること。
好きなだけ竹を切って使い、失敗したら置いてってください。
チップにして土に還します。
ただし、
ワークショップではないので、一度で何かが完成するわけではないし、
鋸など、ある道具は貸しますが、基本の竹割包丁だけは自分で買ってもらわないと手に馴染みません。
そしてみんなで上手くなったら、
竹林にその技術でアート空間を作りたいと妄想しました。
それが次の妄想です。
興味があったら何なりと聞いてください。
竹之座、はじめます。
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初回から参加申し込みがあってホッとしてます。
今年はとにかく思いついたりすることは形にする、と決めてスタートしました。
その核になるだろうなと思ってるのがこの竹之座。
竹藪から竹林らしきものに変わり、場としてどう活かすか使うかを詰め込んでいきます。
民具として量産しようという竹細工ではなく、まずは娯しむこと。
今の頭の時代だからこそ身につける面白さを育てる場にします。
振り返れば竹ドームを見たくて愛・地球博に行ったのがキッカケだったか。
圧倒的な空間をいつか竹で作りたいと妄想してしますがまずは一歩からです。
毎月参加しなくてもいいし、あくまでもワークショップではなくそれぞれの「やりたい」が大事。
興味があればご連絡ください。
また、これまで直接の通販は電話やfax、メールでの対応でしたが今更ながらちゃんと通販サイト作ります。
卸先でも扱ってもらってますが、直販ならではの何かが出来ればと考えてます。
春の掘り立てのたけのこからスタートする予定です。
よろしくお願いします。
https://norabi.base.shop ←まだまだ何にも作れてません。




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